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いつだったか「トリビアの泉」のガセビアでも放送していましたが、未だに、こんな間違い知識を信じている人が多いのには驚きます。 建築材料学の本ではありませんが、建築材料を扱ったS著「建築材料が○○○典:N社」という本には「木材の年輪をみると、南側の間隔が大きく、北側は詰まっていることがわかる。腕の良い大工は・・・」などと書かれています。実はこの本は、建築材料関連図書のワーストスリーに入るくらい木材に関する間違った記述が多いのですが、それにしても全く事実に反することを、よくこんなふうに書けるものだと感心してしまいます。この人は山に入って木の切り株をちゃんと検証したことがあるのでしょうか、一度聞いてみたいですね。 日当たりのいい南側に植えた樹と陽当たりの悪い北側に植えた樹を比較すれば、南側の樹の生長がいいのは事実です。 しかし、ここで勘違いしてしまう人が多いのですが、「南側の樹の生長がいいからといって、なんでそれが、1本の樹の南側の方が育ちがよいことになるんですか!!」 樹の生長に使われる栄養は、葉で光合成によって作られ、それが上から徐々に拡散してくる(つまりまっすぐ落ちてくるわけではない)わけですから、たとえ南側の葉で栄養が多くできても、南側の成長が良くなる(つまり南側の年輪が広くなる)ことにはならないのです。 年輪の幅が一様でないのは土地の傾斜とか、全くの偶然だとかが原因であって、方角とは関係ありません。 当然1/4の確率で、南側が広くなることもあります。 こんな簡単な理屈が何で分からないのかなぁ。 |
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